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日清医療食品「美し国-うましくに-」1月号に掲載いただきました。

日清医療食品「美し国-うましくに-」1月号に掲載いただきました。

-冬の厳寒期に味わう 三輪のそうめん-

『夏に食べることが多いそうめん。
実はそうめん作りは寒い時期、
まさに今、最盛期を迎えています。』


今回の特集はこんな冒頭部分からはじまります。


見開き6ページにわたり、
三輪そうめんのルーツに三輪そうめんのおいしさの秘密、
専門店ならでは!千寿亭の幅広いそうめんメニュー、
一味違う旨みを生むつゆと薬味の関係などなど
濃厚な内容となっております。



美し国

■三輪そうめんのルーツ

奈良県桜井市三輪、
三輪そうめんは周りを山々で囲まれた奈良盆地の東南部に位置するこの地区で作られています。
そうめん発祥の地とされる 三輪には日本最古の神社とされる大神神社があります。

約1300年前、大神神社の宮司の次男、大神朝臣穀主が神様の啓示を受け、
三輪が小麦栽培に適している事を知り、 小麦粉を原料にそうめんを作りはじめたとされます。

当時のそうめんは、小麦粉を縄状にした生地を二つ折りにしてねじった『索餅-さくべい-』とよばれるもので、
保存食としても重宝されていました。鎌倉時代になると、挽き臼によって製粉技術がすすみ、
さらには中国から油を使い生地を細くのばしていく技術が伝わり、
現在のような麺の形状になったとされます。

江戸時代、お伊勢参りの宿場町として栄えていた三輪で、
宿の食事として三輪そうめんが振舞われていました。
そのおいしさに魅了された人々が旅の帰路で伝えたことから全国に広まったとされます。


三輪そうめんのルーツ



■三輪そうめんのおいしさの秘密

三輪の冬は寒くて乾燥しています。
気温が低い方が強いコシがうまれるため、麺をのばしながら、乾燥させていくのに適しているといえます。

小麦・塩・水というシンプルな原料を混ぜ合わせると、たんぱく質の一種「グルテン」が形成されます。
三輪そうめんの強いコシへとつながる秘密がこの「グルテン」。
工程の合間合間に生地を休ませ、弾力性を生むグルテンを熟成させることが重要、
そうめん作りはじっくりと2日間かけ行います。

そうめんの出来を左右するのは塩加減だとされます。
塩加減はその日の気温、湿度、1日の天候の変化に合わせ、細かい調整が必要です。
その重大な役割を担うのは長年の経験を積んだ「おもし」とよばれる素麺師。
「おもし」の培われた勘が三輪そうめんの繊細さとおいしさを作り出しています。


三輪そうめんのおいしさの秘密



■味わい豊かな千寿亭

そうめん料理は工夫次第でさまざまな魅力を味わうことができます。
寒い冬でもおいしい「にゅうめん」、かつお節と昆布と鯛のアラで丁寧にとった出汁が細い麺によく絡みます。
千寿亭の「天ぷらにゅうめん」は大きなえびの天ぷらが2本!豪華な一品です。

そうめんを油でさっと揚げた「そうめんの天ぷら」も人気の一品。
サクッとした食感、ほんのりとしたそうめんの塩気でそのままでもおいしくいただけます。

白味噌のコクが加えられたソースが絶妙!「焼きそうめん」。
半熟たまごと混ぜ合わせるとよりまろやかで箸がすすみます。


味わい豊かな千寿亭


*「色撫子5束」はこちら

池利三輪素麺茶屋 千寿亭

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