さくらそうめんの粕汁仕立て(ひな祭り)
優秀な発酵食品”酒粕”を使ったひな祭りそうめんレシピ
材料(約2人前)
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桜そうめん
2束
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はまぐり
4個(砂抜きしたもの)
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水
400ml
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昆布
5cm
酒粕
50g
塩
少々
作り方
- 桜そうめんは茹でて、流水で十分にもみ洗いして水気を切る。
- 菜の花は軽く湯がいておく。
- 鍋に水をはり昆布とはまぐりを火にかけアクをとり除き、昆布は沸騰直前に取り出す。はまぐりも口が開いたらとりだしておく。
- ミキサーに3のだしをお玉2杯分と、ちぎった酒粕を入れ滑らかになるまで攪拌する。
- 4を3の鍋に戻し入れ、沸騰させ温めると同時にアルコールを飛ばす。
- 器にそうめんを盛り付けて粕汁を流しいれ、はまぐりと菜の花を添えて完成。
ワンポイントメモ
※はまぐりと昆布は必ず冷たい水から火にかけて下さい。
※アルコールの沸点は78℃ですので一度沸騰させ、お汁の表面が小さくポコポコするぐらいの火加減でアルコールを揮発させて下さい。
ひな祭りそうめん
桃の節句とも呼ばれる3月3日のひな祭りは
中国で行われていた“上巳(じょうし)の節句”と言う邪気を祓う行事が
日本に入り発展し、
“ひな祭り”へと変貌していったと言われています。
元々は女の子のお祭りではなく、春を寿ぎ(ことほぎ)、無病息災を願う
厄祓い行事だったそうですが
江戸時代になるとそれまで行われていた、自身の災いを
簡易な人形(ひとがた)に移し、
川や海に流してお祓いをする「流し雛」の習慣に代わって、
旧暦ではこの時期に咲き、邪気を払うとされた桃の花やひな人形を飾り、
ごちそうを用意して女の子の成長と幸せを願う日となったそうです。
今回はひな祭り料理特集ということで
旨味たっぷりなはまぐりのだし汁に酒粕を溶き
ピンクのさくらそうめんを合わせた、大人可愛いにゅう麺の
おすすめレシピをご紹介します。
はまぐりの旬は春先の産卵前、2月から4月あたりといわれていて
身に栄養をたっぷり蓄えた肉厚なはまぐりから出るだしは
旨味のもとであるアミノ酸を多く含み、
優しくまろやかで上品な風味が特徴です。
そのだし汁に、白い酒粕を溶き、愛らしいピンクのそうめんに菜の花を添え
ひな祭りをイメージさせる赤(ピンク)・白・緑のお椀に仕立てました。
溶かすのが大変に思われる酒粕ですが、
ミキサーにかけると簡単に滑らかになります。
酒粕は日本酒の原料である米と米麹が発酵したもので
様々な栄養成分が豊富に含まれており
中でもα-EG(アルファ・エチルグルコシド)という
日本酒ならではの成分には
保湿、コラーゲン量・弾性・水分量アップなどの女性の幸せを願う日にピッタリな美肌効果が期待できそうです。
また、ひな祭りの祝い膳に欠かせないはまぐりの貝殻は 一対になっていて、決してほかの貝と合わないことから 生涯一人の人と添い遂げるようにという願い込められた縁起物の食材です。 そんなはまぐりと、三輪そうめん、酒粕を使った美しいお椀を召し上がって、華やかな一日をお楽しみください。 桃の節句、皆さまのご多幸とご健康を願っております。 ※本レシピはアルコールを含んでいます。お子様や妊娠中の方、運転をされる方はご遠慮ください
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