柿そうめん 白和え仕立て
奈良県産富有柿を練りこんだ「柿そうめん」を使った秋色にゅうめん
材料(約2人前)
-
柿そうめん
2束
木綿豆腐
半丁
-
A
白みそ 大さじ1・白ごま 大さじ1
砂糖 小さじ1・白だし 大さじ1/2 -
B
春菊・にんじん・しめじなど 適量
-
かけつゆ
めんつゆ2倍濃縮 100ml・水 500ml
塩 小さじ1
作り方
- 豆腐はキッチンペーパーに包み、耐熱皿にのせ電子レンジ600Wで 1分ほど加熱し水を切っておく。
- 白ごまはフライパンで炒ったあと、すり鉢でよくすり、
1とAを合わせてなめらかになるまですり合わせ白和え衣を作る。 - Bの付け合わせの野菜を茹でて、食べやすい長さに切っておく。
- そうめんは茹でて、流水で十分にもみ洗いして水気をしっかり切る。
- 鍋にかけつゆの材料を入れてひと煮立たせる。
- 器にそうめんを盛り付け、かけつゆを注ぐ。
- 白和え衣と付け合わせ野菜を添えて完成。
ワンポイントメモ
*豆腐の水切りはレンジの機種や耐熱容器の形状により、
加熱具合に誤差が生じますので様子を確認しながら調理してください。
*白すりごまをくるみに変えてもおいしくお召し上がりいただけます。
柿そうめん 白和え仕立て
明治時代に正岡子規が詠んだ「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」は、大変有名な俳句。
俳句に詠まれるほど柿が似合うのが奈良なのです。
それもそのはず、奈良県から全国へ出荷される柿は、質・量ともに全国トップクラスで、
店先に色鮮やかな柿がたくさん並ぶと「秋」を感じる土地柄です。
日本で柿の歴史は古く、奈良時代にはすでに食べられていたのだとか、
奈良の柿は、主に標高100m~400mの中山間地で栽培されており、
昼夜の寒暖差と水はけのよい傾斜が、柿を育てるのに適しており、
この奈良の風土こそが色濃く鮮やかで、大変甘い柿が育つと言われています。
柿は皮をむいてそのままで食べる他に、和え物・サラダ・天ぷらなど、
実は幅広く料理に使える果物です。
柿の味わいと食感は様々な食材と合わせやすく、柿の色が料理に加わると、
ぐっと秋らしい一皿になるのも特徴のひとつです。
ほんのりとした甘さが塩味とよく合い、中でも代表的な柿の白和えは、
季節を感じられる上品な味わいの一品ではないでしょうか。
そんな奈良の名産品、五條の富有柿を練りこんだ、秋限定 池利の柿そうめんを使って、
白和え仕立てにしたにゅうめんをご紹介いたします。
ぽてっと麺の上に乗せた白和え衣を箸でつゆに溶かしながら召し上がっていただく
楽しいにゅうめんです。
豆腐や味噌、そして香ばしい胡麻の風味かけつゆに加わると、一味違うだしが麺によくからみ、味はもちろんのこと、見た目にも色鮮やかな秋の趣を楽しんでいただけるレシピです。
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