嘉永3年の創業以来、池利では代々受け継ぐ伝統的な製法で製造した三輪の手延べそうめん(三輪そうめん)を、たくさんの方に提供し続けています。普段の日のお食事として召し上がっていただくのはもちろん、お祝いの日のごちそうや贈答品としても相応しい一品です。
池利オンラインショップでは、170年以上にわたって受け継がれてきた池利の三輪そうめんを、通販という現代のニーズに沿った方法でご購入いただけます。そうめん発祥の地である三輪の里から、産地直送で送られる三輪そうめんを、ぜひご賞味ください。
三輪そうめんの歴史
約1,300年以上も昔、日本最古の神社の1つと言われる大神神社(おおみわじんじゃ)の宮司には、穀主(たねぬし)という名の次男がいました。この穀主(たねぬし)が、小麦を原料としたそうめんの製造を開始させたのが三輪素麺(三輪そうめん)の始まりです。
比較的降水量が少なく、南西から独特の乾風が吹く三輪地方は、素麺作りに最適な環境が整っています。三輪の地を流れる清水も、上質な素麺が完成する秘密です。
恵まれた環境で作られる三輪素麺は、「揖保乃糸」で知られる兵庫県の播州素麺や、香川県の小豆島素麺と並び、日本三大そうめんの1つとして、その味や食感に高い評価を受けています。コシが強く、独特の歯ごたえがあることや、極細の麺であることなどが特徴です。
強いこだわりを持つ池利のそうめん作り
池利では、《おいしさ》《技術》《品質》の3つを追求したそうめん作りをしています。
こだわり1おいしさ
小麦粉は重要な原材料の1つ。池利の三輪そうめんには、厳選したオリジナルブレンドの小麦粉を使用しています。光沢、舌触り、歯ごたえなど、様々な面で優れた麺となっています。
こだわり2技術
より良い商品をお客様のもとへお届けするために、池利は常に新しいことにチャレンジし、技術を追求しています。
例えば、梅やかぼちゃ、ほうれん草、紫いもなどの様々な野菜を使用し、自然由来の色素を練りこんだ色鮮やかなそうめんは、池利自慢の商品の1つ。味だけではなく、見た目も楽しめる商品となっています。
こだわり3品質
お客様に安心してお召し上がりいただくため、池利では原材料から生産管理まで、徹底した管理体制を整えています。
熟練の職人が目視で検品をしているので、麺1本の不良も見逃しません。経験があるからこそ可能であり、池利のそうめん作りに不可欠な要素です。人の目による検品に加えて、金属探知機による機械を使った確認も徹底しています。
そうめんをより美味しく食べるためのレシピ
簡単調理で食べやすいそうめんは、そばやうどん、ひやむぎとはまた違う美味しさがあります。茹でてそのまま召し上がる家庭が多いですが、アレンジすることで、いっそう美味しく召し上がっていただけます。賞味期限が近いそうめんや、保存場所に困っているそうめんも、消費しやすいでしょう。
レシピ1すだちの冷やし素麺
そうめんを1分半茹でて冷水でしめた後、白だしつゆと薄く輪切りにしたすだちで食べる簡単時短料理。さっぱりとしていてシンプルな味付けは、そうめん本来の味を堪能できます。
レシピ2あったかにゅうめん
そうめんを2~3分茹でます。茹でたそうめんは器に盛りつけ、その上に干し椎茸、水菜、かまぼこを乗せます。最後に薄口醤油、みりん、酒、塩で作ったにゅうめん汁をかけて完成です。体があたたまる料理なので、寒い時期にぴったりです。
作り方の詳細は、「そうめんレシピ」のページでご紹介しています。10分~20分程度の短時間で作れるレシピもございますので、忙しい毎日の食事にぴったりです。お気に入りのレシピがあれば、ぜひお試しください。
調理の際に使用するそうめんの量は、1人あたり1束(50g)で計算いただくと、ちょうど良いと思われます。お召し上がりになる人数に合わせて調節してください。